パワーグリップ(アイテム紹介)

パワーグリップは、筋力トレーニング時に使用する補助アイテムで、主に以下の効果があります
- 握力の補助
パワーグリップは、バーベルやダンベル、懸垂バーなどに巻きつけることで握力をサポートします。デッドリフトやラットプルダウンなどのプル系種目では、握力が先に疲れてターゲットの筋肉(背中など)を十分に鍛えられないことがありますが、パワーグリップを使うことで握力の負担を軽減し、目的の筋肉を限界まで追い込めます。 - 手のひらの保護
重い重量を扱う際、バーの摩擦で手のひらが痛くなったり、マメができたりすることがあります。パワーグリップは手のひらとバーの間にクッションの役割を果たし、痛みやマメを軽減。長時間のトレーニングでも快適に続けられます。 - 滑り止め効果
汗で手が滑りやすくなると、器具を落とすリスクやフォームの乱れが生じます。パワーグリップ(特にラバー素材)は滑りにくい素材でできており、安定したグリップを提供。安全性とトレーニングの質を向上させます。 - トレーニング効率の向上
握力の消耗を抑えることで、背中、肩、胸などの主要筋群に意識を集中でき、フォームの安定や高重量の扱いが可能に。特にプル系(懸垂、デッドリフト)とプレス系(ベンチプレス、ショルダープレス)の種目で効果を発揮します。 - 怪我のリスク軽減
滑りによる器具の落下や、握力不足によるフォームの崩れを防ぐため、怪我のリスクを低減。特に高重量トレーニングでの安全性が向上します。
注意点・デメリット
- 握力の強化には不向き:パワーグリップに頼りすぎると、握力そのもののトレーニングが不足する可能性があります。握力を鍛えたい場合は、素手でのトレーニングや専用の前腕種目を組み合わせましょう。
- 正しい使い方の習得が必要:プル系とプレス系で巻き方が異なり、誤った使い方だと効果が半減したり、不快感が生じたりします。
おすすめの種目
- プル系:デッドリフト、懸垂、ラットプルダウン、ベントオーバーロー
- プレス系:ベンチプレス、ショルダープレス、ダンベルプレス
- その他:ブルガリアンスクワット(高重量時)、レッグエクステンション(グリップ強化目的)

選び方のポイント
- 素材:初心者には滑りにくく安価なラバー製がおすすめ。革製はフィット感が高いがメンテナンスが必要。
- サイズ:手首にフィットするサイズを選ぶ(S/M/Lやフリーサイズ)。緩すぎると効果が低下。
- 耐久性:高重量を扱う場合、耐久性のある信頼できるブランド(ゴールドジム、ALLOUTなど)を。
パワーグリップは、初心者から上級者までトレーニングの質を高める必須アイテム。特に背中や高重量トレーニングでその効果を実感しやすいです。価格は2,000円~5,000円程度で手軽に導入可能なので、ぜひ試してみてください!

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2025-05-06 | Posted in GYM'S BLOG