筋トレ、週1回と週2回の差は?

週1回の筋トレと週2回の筋トレの差は、筋肉の成長、脂肪燃焼効果、体の変化のスピードや効率に影響します。以下に、痩せる目的での筋トレにおける両者の違いを簡潔にまとめます。
1. 筋肉の成長と維持
- 週1回:
- 筋肉への刺激が少ないため、筋力や筋肉量の増加は限定的。初心者や運動不足の人は多少の筋力アップは期待できるが、効果はゆっくり。
- 筋肉の回復時間は十分(7日間)だが、刺激が不定期すぎると筋肉の適応が弱く、成長が停滞しやすい。
- 痩せる効果は、筋肉量増加による基礎代謝アップが小さく、限定的。
- 週2回:
- 筋肉への刺激頻度が上がり、筋力や筋肉量の増加が週1回より顕著。特に初心者では、週2回のほうが筋肉の成長が約2倍効率的(研究では週2回のトレーニングが筋肥大に有効とされる)。
- 筋肉への定期的な刺激で、基礎代謝が上がり、脂肪燃焼が促進されやすい。
- 同じ部位を鍛える場合、3〜4日空けてトレーニングすることで回復と成長のバランスが良い。
2. 脂肪燃焼と痩せる効果
- 週1回:
- トレーニング自体のカロリー消費は少なく、脂肪燃焼効果は限定的。1回分の消費カロリーは、例えば全身筋トレで300〜500kcal程度。
- 筋肉量の増加が少ないため、長期的な代謝アップの恩恵が小さい。
- 食事管理が不十分だと、痩せる効果はほとんど見られない可能性も。
- 週2回:
- トレーニング頻度が増えることで、週全体のカロリー消費量が上昇(例:週600〜1000kcal)。
- 筋肉量の増加により基礎代謝が上がり、安静時でもカロリー消費が増える(筋肉1kg増で1日約13〜50kcal追加消費)。
- HIITや複合関節運動を組み合わせると、脂肪燃焼効果がより高まり、痩せるスピードが速くなる。
3. 体の変化のスピード
- 週1回:
- 体の変化(筋肉の引き締まり、体脂肪率の低下)はゆっくり。目に見える変化は数ヶ月以上かかる。
- 筋肉痛が強く出る可能性があり、トレーニングの継続が難しい場合も。
- 週2回:
- 変化が比較的早く現れる(初心者なら4〜8週間で筋力アップや体型の変化を実感しやすい)。
- 筋肉痛が適度に管理され、トレーニングが習慣化しやすくなる。

4. 習慣化と継続性
- 週1回:
- 時間的負担が少なく、忙しい人には始めやすい。ただし、習慣化しにくく、モチベーション維持が難しい場合も。
- トレーニングの間隔が長いため、毎回「ゼロから」感覚になり、技術やフォームの向上が遅れる。
- 週2回:
- 習慣化しやすく、トレーニングのルーティンが作りやすい。
- フォームや技術が向上しやすく、怪我のリスクも減る。
5. 科学的データ
- 研究(例:Journal of Strength and Conditioning Research)によると、筋肥大や筋力向上には週2〜3回のトレーニングが最適とされる。週1回でも効果はゼロではないが、週2回で筋力は約1.5〜2倍、筋肥大は1.3〜1.8倍の効果が期待できる。
- 脂肪減少に関しては、週2回の筋トレ+食事管理で、体脂肪率が3〜6ヶ月で2〜5%低下する可能性が高い(個人差あり)。
結論:痩せるなら週2回がおすすめ
- 週1回は、忙しい人や初心者向けで、筋力維持や軽い健康改善には役立つが、痩せる効果は限定的。食事管理が厳密でないと結果が出にくい。
- 週2回は、筋肉量増加、基礎代謝アップ、脂肪燃焼の効率が明らかに高く、痩せる目標により効果的。全身トレーニングを1回45〜60分、3〜4日空けて行うのが理想。
提案:
- 週1回しか時間が取れない場合:全身の複合関節運動(スクワット、デッドリフト、ベンチプレスなど)+HIITで高強度にし、食事管理を徹底。
- 週2回できる場合:上半身・下半身を分けるか、全身を2回行い、1回にコアトレーニングやHIITを組み込む。例:月曜(全身+HIIT)、木曜(全身+コア)。
食事管理(カロリー赤字、タンパク質多め)を組み合わせれば、週2回のほうが明らかに早く、効率的に痩せられます。時間や目標に応じて調整してください!

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2025-06-06 | Posted in GYM'S BLOG